頭寒足熱

”頭寒足熱”という言葉をご存知でしょうか? ”ずかんそくねつ”と読みます。

辞書では、『頭は冷やし足元は温かい状態にしておくこと。よく眠れ、健康に良いとされる』と書かれています。

昔からいわれている言葉ですが、現代でもその効果は期待されています。


語源の由来

諸説あるようですが、15世紀ごろに152歳まで生きたといわれるトーマス・パー(オールド・パー)というイングランド人がいました。彼が言った言葉だとされています。

その後、18世紀ごろのオランダの名医ヘルマン・ブールハーフェの残された書物の中にトーマス・パーの残した言葉の『頭は冷やし、足は暖める』とだけオランダ語で書かれ、あとは白紙だったそうです。

ブールハーフェは、日本の蘭学にも影響を与えた人物でもあるそうで、当時の蘭学者たちの直訳で『頭寒足熱』で伝わったのではないかということです。


頭について

頭は冷やすというより、暖めない位の解釈でいいされています。

冷やしすぎは頭痛の原因になってしまいますし、体温自体も奪われます。特に冬場は、お風呂上りなどに髪が濡れたままだと体感温度も変わりますので、風邪の原因になります。

当時の文章がどうなっていたかはわからないのですが、”冷静に”とも訳せるのでは?という意見もあり、それでも理にかなっているように私は感じます。ストレスやイライラが募っていては、交感神経が優位になりぐっすりは眠れません。


足について

足熱とは下半身を暖めるといいそうです。女性は特に足のような末端は冷えやすいですよね。そこが暖かいということは、全身に血液が循環しているということです。

また、”足を動かす”とも訳せるそうです。足にはポンプ機能があり”第二の心臓”とも言われていますね。座りっぱなし、立ちっぱなしだと血液の循環が上手くいかず冷えてきます。そんな時は足を動かすと筋肉の収縮で血の巡りがよくなるのはご存知のことだと思います。

寝るときに気をつけたいのが、”足が冷たいから靴下を何枚も履いて寝る”という方がいるようですが、布団に入る時には脱いだ方がよいとされています。寝ている時には体温調節で汗をかきます。かいた汗が発散せれず湿ったままになり、余計冷えてしまいます。

どうしても寒い方は、締め付けもよくないので、緩めのレッグウォーマーで足首を暖めてあげるといいと思います。


深部体温

深部体温とは、脳や内臓の温度のことです。

人は休息モードに入ると、手足から放熱し深部体温を下げます。眠い時手足が温かくなるのは休息モードになっているということです。手足が冷えてなかなか温まらない方は、やはり眠りが浅い傾向にあります。

身体の反応としても頭寒足熱は頷けますね。


まとめ

”頭寒足熱”には色々な解釈がありますが、実際、炬燵に入ってウトウトしている時は本当に気持ちがいいですよね。それが物語っている気がします。

寝るときの布団の中は、33℃のプラスマイナス1℃が心地よく眠れるとされています。

人間は体温が上がってる状態から少し下がると眠くなる性質があるそうなので、電気毛布を使っている方は、寝る前に消してから寝ましょう。暖かくなっているところから、徐々に温度が下がります。あとは体温で維持されるので、大体布団の中が33℃くらいになることでぐっすり眠れます。

昔からある湯たんぽもお湯が冷めていくので同じですね。先人の知恵ってすごいですね。

これからまだまだ寒い日が続きますので、寝る環境にも気を使いたいものですね。


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冬場は寒さから首や肩がこってしまいますので、ぜひお試しください。

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